こういうところはさすがですね。私たちの動きをよく観察しているのです。
古い爪とぎではうまく爪がとげず、欲求不満だったのでしょう。「にゃあ」と高らかに一声。バリバリと激しい音を立てて、気持ちよさそうに爪をとぎます。
そのうち、何を思ったのか爪とぎの上で伸びをしたり、寝そべったり、抱きかかえたり、クルクルクルと回転をしたりし始めました。まさに幸せの舞!!
踊り子? ダンサー? のように、激しく踊り続けます(笑) いつまでやるのかなと思ってずっと見ていたら、2~3分間は動き続けていました。かなりの持久力ですよね。まだまだ若い者には負けないということなのでしょう。
ランちゃんなりの喜びのアピールなのでしょうか。踊り疲れた後も、ランちゃんはしばらく爪とぎから離れようとしませんでした。
そんなランちゃんの愛らしい姿を見ていると、幼い頃の様子を思い出します。生後4か月にして、うちにやってきたランちゃん。当時の私は、首都圏でマンションを借りて独り暮らしをしていました。
狭く、とてもきれいだとは言い難い部屋に、ロシアンブルーというブランド猫を迎えるのはかなりの違和感がありました。が、ケージを買って、トイレを買って、猫砂を買って・・・と、とにかく子猫との新生活がスタートしたのです。
今でもそうですが、ランちゃんは部屋の壁や柱を使って爪をとぐような真似はしません。かなりのおりこうさんなのです?
それはすべて、妻のおかげなのです。家の壁や柱を引っ掻かないように、ペットショップで購入した爪とぎの使い方を教えたのは、遊びに来ていた若かりし日の妻でした。
爪とぎの上に自分の手を置き、爪をとぐ真似をします。興味を持って近寄ってきたランちゃんの前足を持ち、一緒にカリカリと爪をとぎます。すると、その感触が気に入ったのか、カリカリ、カリカリと同じ動作を繰り返し始めたのです。
以来、小猫のランちゃんは長方形の爪とぎをうまくつかいこなせるようになりました。そして、今日に至るまで1度たりとも、壁や柱を引っ掻くことはありません。
大人になった今日も、新しい爪とぎの音を鳴り響かせています。幼き日に妻に爪とぎのやり方を教わった昔を思い出すこともあるのでしょうか。
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動画21 レーザーポインターで遊ぶ猫!?

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